よかよか学院とは?

自分のことが好きになれないと苦しんでいる子。

親の顔色をうかがい、自分らしくふるまえない子。

周りから変わっている、ヘンだと言われている子。

 

不思議とわたしはそんな子たちばかりに出会います。

わたしはその子たちがとっても大好きです。

よく観察していると、その子たちはただ感受性が豊かなだけです。

大切な人を不幸にしたくないと思っているだけです。

自分の姿が明確にイメージされ、既成の枠におさまらない素敵な個性があるだけです。


だからこう言います。


 みんなオッケー、大丈夫だよ。 

 それでいいんだから。

 全部完璧だよ。


だってそうなんです。

子どもたちは、ホントは植物の種のようにすべて知っているんです。


 自分が何者であるか。

 自分らしさを表現するには何をすればいいのか。

 自分が他人のために何をすれば幸せにすることができるのか。

 

じつは子どもたちに起こる体験は、その子に必要な経験なのです。

算数のできない子は、算数ができない経験を。

親との関係に苦しんでいる子は、親の理不尽な対応をいつしか自分の人生で役立たせるため。

友達とのことで悩んでいる子は、人と関わる経験を。


今、この場所で、あえて体験しているのです。

周囲の人間は、その経験が本来の自分になるプロセスだと信じて見守る。

ときには励まし、ときには叱り、でも最終的には受け入れる。

それこそが人間の成長によりそう自然なすがただと思います。

 

わたしがやりたい教育。

一言で言うと、キミはすべて完璧だよ、と伝えることです。

 



公立小学校で子どもたちと日々過ごす場や、時折行う作文教室やワークショップの場をわたしは、『よかよか』学院と名付けました。


これは子どもの頃、わたしがはじめて描いた漫画につけたタイトルです。

子どもより子どもっぽい先生が、堅苦しい学校に赴任し、周囲をいやしていきます。

何をしても「よかよか」が口癖の先生です。

漫画は、数回で途絶え、何を描いたのかさえ覚えていませんが、子どもが自分らしさを表現できる場を作りたい、と思ったとき、ふっ、と浮かんできたネーミングでした。

 

わたしが教育者になりたての頃、とにかく一生懸命教えてきました。

必死になって教えているうちにあることに気づきました。

それは、技術の伝達や習得は、相手の心に触れたときより効果的に伝わる、ということでした。

そして、心に触れるとは、その子のあるがままを認めてあげることでした。あるがままで『よかよか』なのです。

たかが算数といえども、子どもたちが勉強できない理由は個性的です。


ある子は、割り算の答えを0と表現していました。

なんでもみんなにあげちゃって偉いね、優しいね。


そんなふうに認めたとたん、他の子がきゅうに算数を勉強しだしたり、その子が突然算数を好きになったりしました。


あるがままに自己表現させる。それは誰かに影響を与えるのです。

クラスは一つの生き物であり、わたしたちは、つながっています。

全体の承認がなければ、クラスにはいられません。そして、そこで行われる表現は、その場に影響を与えます。

自己表現をしていくと、以下の三つの体験が生まれます。

 つながる

 与える

 自分を好きになる


この三つが生まれなければ、自己表現とはいえないのです。

よかよか学院 へようこそ

お母さんと 人生を切り開きたい人のためのがっこう 『よかよか学院』です

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