あいことば1 つながる

「さあ、どんどんマネしなさい。」


『よかよか』学院では、マネオッケーです。

ふつう、学校でこんなことを言ったら、『ぼくのをマネした』なんて大騒ぎになります。

親御さんが怒鳴りこんでくるかもしれません。


じつはアイデアはみんなのいる場に漂っています。

ですから、一番最初の人の発言は、その人の能力でも資質というより、その場にいる人全員の叡智から生まれているといってもいいでしょう。

 

例えば算数の時間、一人の子が手を挙げて颯爽と答えます。

算数の苦手に子は「ああ、あの子、すごいなぁ、頭がいいなぁ」などと思いがちですが、じつは違います。答えは空間に電波のように漂っています。

たまたまその役割の人が答えをキャッチし、発言しただけなのです。

それをすごい、と褒める役割の子、その前に間違った答えを言ってみんなを和ませる役割の子、話を聞いてなくって叱られる子、と場にとってベストな役割があるのです。


自分の役割を自覚し、同時に他人の役割にも気づくことが、つながる、という考え方です。

自分のだけのもの、自分だけの思い、相手だけの問題、そういったものなどまったくないのです。

他人を嫌ったり尊敬しすぎることもなく、自分を卑下することもないのです。


わからないことは誰かに聞いていい。

持っている情報は惜しげもなく与えてもいい。


とにかくそこで、自分が感じたベストの選択をして行動すればいいのです。

そこに優劣はありません。


学院では「みんなで百点を取ろう」という時間があります。

これは、テストで百点がとれた子がどんどん他の子を手伝ってみんなで百点をとるという活動です。

子どもによってはその手助けを不要だという子もいます。

そういった子には、どういった断り方をするのがこの場にふさわしいのか考えてもらいます。

また、周りの子に助けてもらいたいとお願いする子もいます。

そのときは手伝ってあげればいいのです。

全部『よかよか』なのです。

 

誰かが一人、さびしそうにしているときも声をかける優しさもあれば、声をかけない優しさもあります。

道徳教育では声をかけるように言うかもしれません。

でも、落ち込みは、その人にとって自分と向き合うチャンスだととらえてもいいのです。


一番いけないのは「~しなくちゃならない」と決めつけることなのです。


わたしたちが自分を取り戻す一歩は、つながりを感じることです。

よかよか学院 へようこそ

お母さんと 人生を切り開きたい人のためのがっこう 『よかよか学院』です

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