あり方スクールとは
子ども達の多くは自分がキライです。
「自分が好き」という子も、条件付きである場合がほとんどです。
条件付きというのは
「人より○○がうまくできる」
といった他人基準です。
だから、基準が変わったとたん、
自分のことがキライになってしまいます。
「自分だから自分が好き」って
なかなか言えません。
それはなぜでしょう?
自分が何者なのかわからないからです。
特に子どものおかあさんが
「自分はこんなよさがある」
「自分は自分のままでいいんだ」
と思えない場合は、子どもも、
「そのままの自分でいることなんてとんでもない」
と思ってしまいます。
あり方スクール(以降:ありスク)は
そんなおかあさんの「らしさ」を見つける場です。
正確に言うと、自分の「そのまま」に気づく場です。
でも、中にはこういう方もいらっしゃいます。
「自分らしさがわかりません」
大丈夫です。
それは、ありスクでおこなう
「見方」「聞き方」
「踊り場」
「見方と聞き方の結婚」
という時間をみんなと過ごすと
その人のペースに応じて気づくことが出来ちゃうからです。
信じられないかも知れませんが
その人には固有の「見方」、そして「聞き方」があります。
ぼくたちはだれもが固有の見方や聞き方をしています。
たとえばクラスに25人の子どもがいたら、25通りの言語を表現しています。
一見、同じ日本語を話しているんですが、じつは相手に通じていません。
そしてさらに「聞き方」という親の癖を受け継いだ行動パターンが、ときに思っていることと違うことをさせます。
ぼくは20年以上、小学校のせんせいをする中で、この「見方」と「聞き方」の違いに気づきました。
子どもが心で「伝えたい」「わかってほしい」と思っていることと、実際に彼らが発する言葉がまったく違うんです。
そして相手もまた
「わかってほしい」「伝えたい」と思っていることと、実際に発する言葉が違うのです。
お互い、心では
「大好き」「仲良くしよう」って思っているのに。
その思いがまったく通じず、言葉を重ねれば重ねるほど、ややこしくなるのです。
イジメや喧嘩はほとんどそれが原因です。
そのもつれた関係をほどくために、ぼくは子どもたちの「通訳」をするようになりました。
子ども達の関係は劇的に変わっていきました。
しかしあるとき、
どうしてわざわざ子どもたちが自分の言葉をそんなに面倒くさくしているのかがわかりました。
それは、その見方、聞き方こそが、その子がその子らしくある証だったんです。
その固有の見方、聞き方こそ自分の「あり方」なんです。
そのあり方だからこその話し方。
そのあり方だからこその表現。
そのあり方だからこその感じ方。
すべてがその「あり方」から生じているのです。
そこから生まれる体験
そこからしかできない表現
これらを満喫したとき
「わたしって素敵なのかも」
っていう思いが生まれます。
自分を知る。
そして
自分と相手が、こんなにも違うと知る。
すると
「なんかいいじゃん」
自分にもそして相手にもじわじわとそう思えてきます。
すると、「自分のそのまま」で表現がしたくなるんです。
自分のあり方で、自分を表現したくなるんです。
それこそが自分自身に「それでいい」を贈る瞬間です。
そしておかあさんが自分に「それでいい」って言えば言うほど、子どもや家族も「それでいい」と、ありのままで表現を始めます。
気づくとおかあさんを中心に
家族が、そのまわりが変わっていくんです。
きっと講座が終わる頃には
またあるときに
自分自身、そしてまわりの方に「それでいいよ」
と言えるようになっています。
あなたに
そしてみんなに
「それでいい」
あり方スクールで、お待ちしています。
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